次世代高速ネットワーク JGNII(共同研究)

次世代高速ネットワーク テストベッド JGNII(共同研究)

独立行政法人 情報通信研究機構との共同研究。次世代高速ネットワークJGNIIのテストベッドに参加。唯一の国際間専用線ネットワークを構築。

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共同研究先

NICT(現 国立研究開発法人 情報通信研究機構)、アラスカ大学フェアバンクス校


作業

渉外、プラン設計、申請、ネットワーク設計、構築


JGNIIについて

 総務省管轄の研究機関である独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が超高速のネットワーク技術やアプリケーション技術などの研究開発を目的として、ギガビット単位の高速回線によって日本国内に構築した、東京・大手町、小金井の主要拠点を中心とした専用線ネットワークです。(現在はJGNIIは終了)

共同研究の背景

 弊社が2006年から独自に開始したプロジェクト「Live!オーロラ」は、2003年から弊社がNICTと始めたプロジェクト「オーロラライブ」のスピンオフ・プロジェクトでもありました。弊社が「Live!オーロラ」として、大容量のデータ伝送を実現するための開発を続けていた際、NICTのJGNIIの担当者からの共同研究の打診を受け、開始することになりました。


ネットワーク網

 弊社独自のプロジェクト「Live!オーロラ」は商用サービスであるため、サービスで伝送するデータをJGNIIのに乗せることはできません。よって「Live!オーロラ」では、東京の弊社拠点と米国・アラスカ州内観測所間をVPN通信網を商用ラインとして別途構築しました。
 JGNIIは商用ラインとは切り離し、東京の弊社拠点と大手町のJGNII拠点を専用線でつなぎ、さらに、太平洋間はAPAN(アジア太平洋地域適応ネットワーク)、米国内はInternet2と、複数の研究用専用線ネットワークを中継し、アラスカ観測所と東京の弊社拠点を接続しました。