価値や活用方法がないと思われるデータも、視点や目的を変えるだけで新たな価値がうまれること。 そのモデルケースとして、サイエンス・メディアアート作品をつくりました。
”観る、探す、感じる”で、記憶と五感を呼び起こし、地球や自然に対する人知の役割、学ぶ意義などを伝えたいと考え制作しました。
全てのデータに価値がある。
DSLRライブカメラによる撮影開始
2006/09/18
2020/03/31
Live!オーロラ・データベース累計の撮影枚数
3,275,204 Shots
18年間以上、
同じ場所から観測し
全て異なるデータで紡ぐ。
3,275,204枚から2万枚を選び
ある日のオーロラを再現。
ここには、私たちの歴史、思い出、キオクが詰まっている。
探せ、そして時を超えろ。
大切な人との記念日、誕生日、
あの日のオーロラを、6000km彼方の空の輝きを
探す、つながる、時を超える。
『300万枚の観測写真で紡いだオーロラ』
2006年9月18日のライブ観測開始から写真撮影だけで300万枚以上のデータがあり、「ある日」に撮影したオーロラをモザイク再現しています。
モザイク・メッシュ一枚毎が、全て異なる日時に、観測所から撮影された写真になっています。「あの日、あの時のオーロラを探す」こともお楽しみください。
別途用意したスマホ・アプリでは、「探す」事のサポート機能のほか、常時蓄積している観測データやLive!オーロラ・ユーザーの皆さんの声が連動し、「あのオーロラが出た日の記憶」や思い出が蘇るようになっています。そしてライブ中継で続く未来につながる作品として楽しんでもらえるとうれしいです。
スマホ・アプリは大判印刷された作品パネルと同時に楽しんでもらえるように作りましたが、このアプリはインターネットでどこからでも接続できます。
※写真は2018年1月、ソニー銀座で開催された『古賀祐三作品展 - 時とデータが紡ぐオーロラ - 』と、2018年12月、四日市市立博物館 特別展の様子です。
※様々な姿のオーロラ、白夜、夕日など長期間の定点観測だからこそ得られる色彩豊かな写真データが、作品写真のドットを構成しています。
※作品パネルは異なる元写真を使った、横幅2mと4m版があります。その他の写真からの制作やデジタル・インスタレーションの構築も可能です。
場合により、展示中の破損等で作品パネルの制作から行うこともあります。
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