仕事は「クリエイティブ・エンジニア」という肩書で活動させていただいています。僕を知ってくださっている方からは、「オーロラの人」「Live!オーロラの人」と思っている人もいれば、もっと長く知ってくださっている人からは、「クリエイティブ・エンジニア」という肩書に頷く人もいると思います。
写真家じゃないし、オーロラ研究者でもなければ、ツアーガイドでもない。
それでも写真は撮ると言えば撮るし、オーロラも、研究者以上に活動していたし、ツアーの企画を頼まれて遂行したときもある。オーロラと全然関係がない事業企画もイベントもロボットも、Webも映像もアートも文章も、何でも作る。何でも作りすぎて、お前誰だよ?と言われる器用貧乏です。でも日本だけだろうなあ、器用が「貧乏」と揶揄されるのは。
生き方を定義する必要などない。例えばITをやる人がお蕎麦屋さんを始めると、「転身した」と言われますよね。その定義が人の可能性を縮めていると思うのです。ITで得た経験や技術をお蕎麦屋さんの経営に活かす。それは僕からみると「転身」などではなく、「人生の革新」です。その革新の可能性を高める方法の一つが「何でもできる」こと。「何でもできるほど、夢や目標」が近くなり、「何ができるか」が明確になります。
ただつくるだけじゃない。人が使うモノなら、人とモノの物語を徹底的にエミュレートして、その物語と共に作り上げる。そんな事が得意です。その作業には創造力が重要で、僕の特徴で特技でもあると思います。人がやらない事を発想するのではなく、”モノや事つくり”で見落としがちな”物語”を発見していきます。AIが時代を大きく変えようとしている今、こんな仕事のやり方が大切になるだろうなと、結構マジで実感しています。
受託仕事では黒子に徹する一方で、このブログでは、僕が存分に器用貧乏っぷりを発揮する場として、自由に綴っていきます。あ、住まいは日本です。たまに「いつ日本に帰ってきたの?」と聞かれるけど笑。
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古賀 祐三 クリエイティブ・エンジニア
学生時代、アラスカへの冒険旅行で遭遇したオーロラにインスパイアされ、電機メーカー勤務後、クリエイティブ・エンジニアとしてオーロラを扱う独自の道を作る。アラスカは拠点を作り、結果的に20年以上通い続けました。仕事に没頭してきた20-40代から、最近はようやくプライベートを大事にすることを覚えた(遅い)。
インスタ、Facebook等のキラキラ日々を綴るSNSは書くのも見るのもあまり得意じゃない。動画は長年仕事で扱ってきたけど、Youtubeは編集が面倒。てっとり早くブログがいいなと、DEOS Tech noteを始めた。色々なモノ作りに携われせていただいたけど、「文章を作る」ことが一番難しく、楽しいクリエイティブ活動だと思う。AIにその領域を奪われる前に、文章作りを楽しみたいな。未経験分野の仕事に取り組むことと、色々な友達を作るのが楽しみの一つ。趣味は、アウトドア、サッカー・フットサル、自転車、写真。
ご紹介メディアは、NHK「東京いま人」、NHK「宇宙の渚スペシャル」、テレ東「WBSトレたま」、フジテレビ「めざましTV」等地上波TVの他、一般紙や雑誌等、ご取材いただきました。
ライフ・ワークの「ユニバーサル・エクスペリエンス」について
- 略歴
- 愛知県生まれ
- 仕事: モノや事つくり、コンテンツ開発、演出・プロデュース
- 日本大学大学院理工学研究科修了 『スピードスケートの力学的動作解析』。長野五輪代表選手(清水宏保選手等)を被験者としてメダル取得をサポート
- 電機メーカー勤務後、独立。フリーランスを経て2004年に法人化。エンジニア、コンテンツ開発、映像制作、企画プロでジュース等を行う一方で、学生時代からの目標を事業化し、東京とアラスカに拠点を作り16年間日米を行き来しながら事業運用をしてきた。変わらない活動内容から名乗る肩書がクリエイティブ・エンジニア。
- 2005年 北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット 非常勤講師
- 2007年~2011年 国立天文台 科学文化形成ユニット 講師
- 2016年~2017年 白百合女子大学 非常勤講師
- ソニー・イメージング プロサポート会員
- 日本科学技術ジャーナリスト会議 正会員
- AiA愛・地球博 ホームページコンテスト 優秀賞
- 科学ジャーナリスト賞 (日本科学技術ジャーナリスト会議)
- 文部科学大臣表彰 科学技術賞
- 拙著:僕がオーロラを世界にシェアできたわけ (拙著、誠文堂新光社)
- DVD:Live!オーロラ ベスト・セレクション(DVD、日本コロムビア)
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- コンテンツ開発では、市場調査・創造、グラウンドデザイン設計から始め、クロスメディアを網羅したマネタイズ構造とアウチリーチ構造までつなぎます。その成果として自らのプロジェクト「Live!オーロラ」と、総務省に作った「宇宙天気情報センター」が代表例です。今は群馬の片田舎にある温泉街と大規模ホテルのロボコップ化と再生に夢中です。 技術では、光学、ネットワーク、データベース、マイコン、Web、動画、ライブ中継、IoTまで現場でゴリッゴリに作り続け、実運用までおこなってきました。 技術開発の基本は、事業としてコスト償却を見据えた開発計画の下、「今、今後何が必要か?」を考えたプランと開発をしています。大企業にい続けたらこんな仕事の仕方はできなかっただろうなあ、と最近強く思う。